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推敲

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。

 

レポートなどを書いたあと、読み返していますか?

何回読み返していますか?

書いたものを自分で読んでみて、文のつながりの悪いところ、説明の足りないところなどを修正していくことを推敲といいます。

自分の書いたものを、他人の目になって、問題箇所を発見していきます。

自分にはわかっていることを書いているので、たいていは、独りよがりなことが多いのです。

おそらく、多くの書き手は、提出期限ギリギリに書き上がるのだろうと思われます。

けれども、書いた後の読み返しを何度でも、何十回でもやってほしいのです。

これで完璧と思っても、読むたびに修正すべきところが出てきます。

伝えるということについて、万全を期したいところです。